よくある質問
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- Q 初めて婦人科を受診します。何か用意していくものはありますか?
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A保険証を忘れずにお持ちください。服装は何でも構いませんが、気になるようでしたらタイトではない膝丈くらいのスカートにされるとよいでしょう。また、基礎体温を記録している方は診断の参考になりますので、体温表もお持ちください。
- Q 予約がなくても受診できますか?
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A再診の方であればお待ちいただければ診察させていただきます。 ただし、半年以上受診されていない方は受付時間が早まりますのでご注意ください。
- Q 子宮頸がん検診は何歳ぐらいで受診した方が良いのでしょうか?
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A子宮頸がんは、主に性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染によって成立することがわかっています。
したがって、性交渉の経験がある女性ならだれでも対象となりますが、国では20才以降の方に受診を推奨しています。子宮頸がんは、前がん状態といわれる異形成という変化が持続し、長い年月を経てガンを形成します。初期の異常では症状が出にくく、早期に見つかれば大きな手術をする必要もありません。
目安としては20代は毎年、30代以降の方で不正出血もなくこれまで子宮頸がん検診で異常が指摘されていない方は、2年に1回の検査をお勧めしています。
閉経後でも子宮頸がんを発症することはあるので、引き続き検診を受けることをお勧めします。
- Q 子宮筋腫について教えてください。
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A子宮筋腫は産婦人科領域で最も頻繁に認められる病気の一つであり、子宮を形成する平滑筋という筋組織から発症した良性の腫瘍です。30歳台から徐々に頻度が高くなり、40歳台になると30~40%の女性に認められるといわれています
できた場所や数や大きさにより症状の現れ方がさまざまなため、画一的な治療ではなく、患者様一人一人の状況に合わせて治療法を考える必要があります。
下腹部にかたいしこりが触れたり、極端に月経量が多い場合や貧血がある場合などは子宮筋腫が疑われるので、一度婦人科を受診してください。
- Q 子宮内膜症について教えてください。
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A子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜に似た組織が、何らかの原因で子宮の内側以外の場所(卵巣・腹膜など)にでき、増殖する病気です。ちなみに同じように子宮内膜に似た組織が子宮筋層内にできる病気を子宮腺筋症といいます。原因についてはさまざまな仮説がありますが、確定的なことはわかっていません。
子宮内膜症の組織は女性ホルモンの影響を受け、正常な子宮内膜と同じように周期的に増殖・出血するため、その血液がたまって炎症を起こしたり、周囲の組織が癒着したりすることによって、月経痛や骨盤痛・下腹部痛・性交痛・排便痛などを引き起こします。
治療は、薬物療法や手術などさまざまな方法があります。
- Q 不妊症とは?
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A生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、性生活を行っているにもかかわらず妊娠に至らない場合に不妊症と診断します。「一定期間」については諸説ありますが、2年というのが一般的です。(女性は35歳を過ぎると一般的に妊娠率が下がってきますので、妊娠を希望される場合は早めに受診されることをお勧めします。)
全夫婦の約10%が不妊症であるといわれています。不妊の原因は単一ではなく複数の因子が関係していることが多いため、系統的な検査を行い原因を見つけ出すことが大切です。
- Q 更年期障害とは何ですか?
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A月経が終わる前後の5年間を「更年期」と呼びます。この間、女性ホルモンの分泌低下が身体にさまざまな影響を与えます。ホットフラッシュと呼ばれる顔のほてりや発汗などの症状をはじめ、実にさまざまな症状が現れます。
またこの時期は家庭や職場で精神的なストレスが増える時期と重なっており、精神的な影響も強く受けます。
更年期はだれにでも訪れる身体の変化です。一人で悩まず気軽に相談にいらしてください。